Amulette 電波遮断性能確認試験
amuletteの実用性を確認するため、7/29 石川県工業試験場のシールドルームにて
amulette(スマートキー保管箱)の電波遮断性能試験を行いました。
車両側からのリクエスト電波30〜300kHz (LF波)と スマートキーから発信されるレスポンス電波0.3〜3GHz UHF(極短波)の相互通信によって スマートキーシステムが成り立つという事で
スマートキー側の電波の遮断性を確認することで電波遮断性能の確認が出来ると考えました。
測定機器ではスマートキーから発信される レスポンス電波 0.3〜3GHz のUHF(極短波) をとらえ
視覚的に電波の検出と遮断の状態を確実に捉える事が出来ました。
下記動画では、実際に試験を行った時のものです。
amulette(スマートキー保管箱)の電波遮断性能試験を行いました。
上記動画中の音楽は ピアノ曲 音楽玉手箱 リャードフです。
測定器の画面で電波の跳ねる様子と、このピアノの調子がマッチしているように思い使いました。
なお、この音源は、”音楽の卵” さん
https://ontama-m.com/ongaku_c_piano.htmlからの曲を使わせて頂きました。
※工業試験場シールドルーム


※測定機器とamulette
スマートキーから発信されるレスポンス電波0.3〜3GHz UHF(極短波)を検出できる
SPECTRUM ANALYZER を使用して測定。
ノイズに近い弱い電波なのでさらにアンテナからの電波を増幅するための増幅器を付け
表示を明瞭に!

スマートキーの電波を固定するためにクランプにボタンに合わせた形状の木片を取り付け押さえる事にした。
※クランプ

スマートキーの電波は押し続けても20秒で電波の発出を止めてしまう仕様のようなので
その20秒間での実験になった。
※スマートキーのボタンを固定

※測定機器によりスマートキーの電波を検出し確認した。

(※スマートキーの電波のピーク以外のものは、測定機器のノイズ波形。)
※スマートキーシステムとリレーアタックhttps://ameblo.jp/boumu/entry-12278918301.html
の記事にもあるように
車両側からのリクエスト電波30〜300kHz (LF波)と スマートキーから発信されるレスポンス電波0.3〜3GHz UHF(極短波)の相互通信によって スマートキーシステムが成り立つという事で
スマートキー側の電波の遮断性を確認することで電波遮断性能を検証した。
以下実験1~4で検証。
1.amuletteに入れる前、スマートキーのボタンをクランプで固定し電波を発出している状態。

2.amuletteにキーを入れたがまだ蓋が開いた状態 電波のピークは小さくなったが
まだ検出される。

3.蓋を閉じるとスマートキーの電波は検出されなくなった。

4.蓋を開放、電波が確認される(蓋を閉じた状態の時も電波を出していたことの確認)。

測定機器ではスマートキーから発信される レスポンス電波 0.3〜3GHz のUHF(極短波) をとらえ
視覚的に電波の検出と遮断の状態を確実に捉える事が出来た。
同様に黒色のamuletteでも測定。
1.amuletteに入れる前、スマートキーのボタンをクランプで固定し電波を発出している状態。

2.amuletteにキーを入れたがまだ蓋が開いた状態 まだ検出される。

3.蓋を閉じるとスマートキーの電波は検出されなくなった。

4.蓋を開放、電波が確認される(蓋を閉じた状態の時も電波を出していたことの確認)。

こちらも、視覚的に電波の検出と遮断の状態を確実に捉える事が出来た。
スマートキーシステムとリレーアタック については下記のサイトを参照しました
スマートキーシステムとリレーアタックhttps://ameblo.jp/boumu/entry-12278918301.html
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/0811/25/news144.html